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yukigassenmagazine編集部ブログ

ブログで雪合戦講座2016~その30


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ようやっと試合開始です。


まずは、笛がなる直前の審判位置について。

昭和新山ガイドラインに掲載されている通常の配置図です。

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 それで、臨機応変に対応する。となっていますが、
 その臨機応変が、チーム選手の動きに伴っていないのが現状だと思います。
 また、スタート時、選手の動きによって変わって来ます。

 ここ数年、雪マガ編集部として、ひとつの考え方を示したものが、
 以下の図面と解説になります。
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 主審①が笛を吹く直前、両手を左右180度広げた時の、各審判位置です。

 6人制、8人制とありますが、の審判が居ないのが6人制です。
 基本、スタート時は同じ見方と考えて良いと思います。


 の審判位置については、バックラインより、後方という意見もあります。
 それは、フライング判定で足を重視すると言う考え方ですが、
 多くの審判が注視しているので、フライングは特に問題無いと考えます。
 ここでは、バックラインより前方を推奨します。理由は後ほど※。


 の2シェル審判は、の審判寄りにセンター方向で視野を広く確保します。

 のセンター副審もスタート時、見るのは左手方向です。


 ここで、最初ゾーンによる審判の役割分担です。
 センターシェルター、シャトーの中心を結ぶ、コートを縦割りにした線です。

 この配置では、少なくともスタート時、7人の選手を4人の審判、
 コートタテ半分だとしたら、最大4人を2人の審判で見る感じです。

 距離をセンター寄りに引いて見れば、スタート時の選手の右左、どちらもが見えるはずです。


 と、そのはずなんですけど、この後、見落としが最も多いのが、
 開始3秒以内のバックライン付近の被弾になります。


 『ピッ!』 試合開始! 

 試合開始直後の図
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 スタートの初弾で各審判が見る時に、1シェル、センターに走る選手がいる場合、1シェルだけの場合、
 2、3人センターに走る場合と、様々なケースがあります。

 【各審判の注意点】

 その1 審判  
 どうしても前に走る選手に目が行ってしまう傾向にあり、スタート直後の見落としにつながります。
 役割分担と言うことでは、先へ行く選手は 次の副審に任せ、最初に落ち着くまでは[ア]のエリアで
 [B]付近にいる選手に注意が必要です。
 ※スタート時にバックライン後方からだと、選手自体がブランドになる場合があるのと
  足元が確認しづらくなるからです。見落としのほとんどがその理由。
  もちろん[イ]のエリアも視界に入れます。
 

 その2 審判
 この審判も最初は全体ですが、同じように前に走る選手を目で追い過ぎない事です。
 基本はスタート後[イ]のエリア。こちらも[ウ]のエリアも視界に入れます。
 6人制だと、審判の責任範囲が広くなります。

 
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 その3 審判 
 この審判も基本は1シェルまで。それまでにアウト判定をした選手が
 1シェルを通り過ぎてセンターに走る場合は、
 主審に伝わるように声を大きく、アウトコールを繰り返し、左手で指しながら、
 ★目線は追わずに1シェルから後方を注意
します。
 センターへ2人、3人と走ると、どうしても目で追いがちになりますが
 3人も行けば、センター審判の中断が入る場合が多いので、
 重要なのは自分がアウトコールをした選手ナンバーを覚えておくことです。
 「アウト選手を目で追わず、しっかり声でマークする」

 最初の図のように、主審とは腰が付くくらいの距離です。

 その4 審判 
 スタート最初から、主にセンター、1シェルに走る選手を追いますが、
 もちろん、ホイッスル直後は視界の範疇でバックライン付近の選手もアウト判定をします。

 ただ、距離もあり、大きな声で無ければなかなかアウトコールが伝わりません。 
 センターや1シェルに走る選手がいる場合は1シェル審判同様に、
 左手で選手を指しつつ、視線は前に来る選手を捉え、右からの選手も併せて左右の視界に捉えます。
 「アウトコールした選手を責任を持って出す」結構難しいです。

 目安は1シェル(点線)の位置を超えたあたりには、両左右の1シェルが視界に入るようにし、
 センターまでにどちらが、先に被弾するかをジャッジします。

 前述の逆サイドにいる1シェル審判の声が同じように認識出来ると、かなりのレベルです。
 

 主審も同じなのですが、出来るだけセンターの位置であればサイドラインから離れる事、
 スペースが無ければ、開始直後思いっきり右よりに引く方が見やすくなります。
 ここはセンター審判によってやり方が別れるところです。

 雪マガ9号で図解したのが、その配置例です同じ視界の限界角度でも、
 より左右(1シェルー1シェル間)が広く見えるというやり方です。a’の角度です。

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     この図では、エンドライン審判の位置が後方になってますがね^^;

 最後にこの図で注目して欲しいのは6人制、8人制と 
 コート規格の違いによる審判の責任エリアです。参考まで、検討資料としてみてください。 

 臨機応変に、といってもこのくらいの要素があります。
 通常の審判講習会で、ここまでの話は出来ません。
 試験があったら、出したいところです。



 疲れるでしょうから、今日はここまで。







 また明日です。
















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by yukimaga | 2016-07-14 20:44 | 雪マガだより。 | Comments(0)