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yukigassenmagazine編集部ブログ

雪合戦モード継続中~22


大切なのは 変わらないこと、と変わっていくこと。


サッポロオープンは昭和新山への予選大会として
平成9年に第一回大会が開催。
昭和新山で言うと9回大会の年です。
それまで昭和新山へ直接申し込んでいたチームもあり


最初の時から盛況で参加チーム数は120チームまで伸び
数年後設置したレディース部門も12チーム以上ありました。
参加先着順で断っていたことも。

初日予選リーグ、午後から準決勝リーグの一部分を開催し
二日目準決勝リーグと決勝トーナメントというスケジュールです。


今は一般もレディースも1/3程度のチーム数になってしまいました。
冷静に振り返えると
これは時代を重ねる中で必然的に起こったことのよう思います。

常連チームのレベルが上がり競技性が高まるとともに、
イベント色が薄くなってきます。

長いこと参加チーム数が減らない理由のひとつに
大手企業の傘下で関連企業の参加が多かった点も考えられます。

企業撤退のときに、大きく落ち込んだのが
それを表しています。 

それと逆に競技性を競った昭和新山への出場枠数と同様に
常連チーム率が高くなったせいで、参加チーム数の横ばいの時期も長く推移します。


やがて、それが減り始めます。
ひとつの要因として考えられるのが 常連チーム高齢化によるチームの消滅です。


じわりじわりと、チーム数が減る傾向が続き
ようやく原因と対策を考えるようになります。

各地の大会をみて学んだことでもありますが
岩手や広島の例に習い
体験部門と競技部門の 部門分けという方法に転換しました。
結果はようやくこの3年間、右肩上がりに傾向に転じてきました。
今年は参加エリアのオープン化も実現しました。

地域によっては 変わらない大会規模を継続出来ている地区もあるかと思います。
サッポロの場合は変わらない時代が長かったので
変わっていく状況に敏感に対応するのが遅れた気がします。


同じ戦力レベルでの雪合戦は ランキングリーグステージでも明確に
出てきますが、接戦となり試合が面白いです。


つまり競技性の割合が少なければ、盛況で変わらない状況となり満足してしまいます。
一部のチームレベルが上がると 大会自体も進化していかなければならなくなると
感じています。

雪合戦モード継続中~22_e0324053_23205123.jpg

いつまでも永遠にという事はないもんです。
危機感を持つことは何事においても必要だと思います。

なので、大切なのは 変わらないこと と 変わっていくこと。
両方だと思います。


また明日、です。    (PH:TOSAKA)










by yukimaga | 2017-04-16 23:28 | 雪マガだより。 | Comments(0)

by yukimaga