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yukigassenmagazine編集部ブログ

夏休み~審判夏期講習Ⅱ

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フラッグ奪取のつづき。 

相手チームの1シェルを押さえて一方的に攻め込んでいる場合は、相手チームがカウンターでフラッグ奪取をすることも困難な状況です。10-0を回避する為の攻防になります。審判も比較的、安堵の気持ちで見ていることが出来ます。要はフラッグを取るか、4人目が入らないかですから、取りに行く側は前へ前へと来ます。センター審判は足が超えないか、超えないかと期待も込めて今か今かと見ていますんで、ほぼ間違いの判定が起こることはないでしょう。

問題はポイント差の展開での3セット目。このまま行けば1ポイントで、相手の勝ちと言う場合です。
その場合の負けているチームの選択は、残り時間にも寄りますが
・なんとか全員で一人を倒しVT戦に持ち込む。
・ダンクをかけて一人を倒し、VT戦に持ち込み。その場合、いちかばちか二人被せたりもする。
・一人を倒すことを試みるが、残り時間をみてフラッグ奪取攻撃 

まあ、一般的には上記のような攻撃パターンが考えられますので審判にもその展開を読むことが求められます。とはいえ選手目線では、当然相手チームもその展開を読むと、守りの体制をとります。
センターを抑えていれば、シェルターから立ち上がっての威嚇で、ダンクを出来ないようにするとか、雪球を投げずに迎撃体制を取り、監督は「来るしかないぞ!」と叫び続け相手の出だしを牽制したりします。

審判的には、ここの場面も比較的、さすがに状況がわかりやすい局面なので、守りに入った勝っているチーム目線で相手チームを見ます。 といったところですが。

過去の審判体験からの注意する点です。

やはり上級クラスのチームは同じ選択肢であっても仕掛け方が違います。
例えば、同じ一シェルからセンターへのダンク攻撃にしても、必ず2シェルや、サイド立ちの選手からの必ず援護のショットがあります。
ダンクを受ける側の選手が気がつくとそこはもう、1対1の状況なので正面の選手しか目に入らない状況です。 この場合、審判も同様にその二人の選手しか目に入らなくなる傾向があります。

この援護のショットが正確であるとかなり、当たる確率も上がるんですが、これを審判が取ってくれない。というか見落としが多いというシーンです。 確かに至近距離で2人が差し合っている場面なので
そこに目が行くし、ダンクでの投げ合いも当たらない確率もけっこうありますから、そこの判定に行ってしまうと、やはり人の目の限界です。やはり後方から前を見ている審判の役割も重要になってくる難しい場面です。

チーム戦略として審判目線で記憶に残るのは、SKYWARDの逆襲シーンです。
二年前のJB戦。3セット目でやはり、ポイント勝負になった場面でした。
凄いと思ったのは、味方が一人落とされて、1ポイント負けになった瞬間に、全ての選手が動き出したことです。右、左、中央からのダンク攻撃、そこから一気にフラッグ奪取までの一連の動き。
相手チームに 1ポイント勝ってる、守りに入るぞ、とか相手監督の声が届かない内にそれは起こりました。

攻められた選手同様に、その時の審判たちにも困惑した感がありました。両チームに都度アウトコールは出たものの、3つ4つの戦闘シーンでは、巻戻しの記憶が効かないくらいの展開になってきます。
結果は フラッグ奪取は失敗でタイムアウト、でもダンクの成功でVT戦になりSKYWARDが勝った試合です。同時にいくつかの対戦の場面に対応した判定の体制は競技としての進歩です。

そういった雪合戦の醍醐味は選手の鍛錬によって築き挙げられるのですが、審判も、もっともっとスキルアップしなければ、やはり「競技としてこれ以上の進歩は望めない」気がします。(これは選手から言われた言葉です。) 

こういったトップチームの戦略も理解する為に、コートの全審判が流れを読んだり、戦略を知る必要があるという事だと思います。これが今回の夏期講習の最大のポイントで、審判講習だけでは絶対伝わらない内容です。まあ、個人的な見解でもありますけど。

そんな審判体制の話ですが、現組織が分かれていて人数も見方も違う中で論議しても限界を感じます。
ルールや審判の見方を考えると検討改善が必要なことだらけなんですが、
ここは組織がひとつにならないと、ルールもこのまま平行線、もとい、どんどん違いは広がって行ってしまう懸念が大きくなるだけです。 


やはり、〇○○〇して、再構築するしかないようです。






また明日、です。









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by yukimaga | 2017-08-09 17:52 | 雪マガだより。 | Comments(0)