カナダの雪合戦人のこと。
5年前だと本当につい、この間のような
記憶になる。
25回大会は、国際雪合戦連合の設立記念大会でもあり
カナダ、ノルウェー、フィンランドが参加した。
この時点での国際連合への加盟国は日本の含め10カ国。
大会でチームカナダの最初の試合が、チームDog戦だった。
たまたま主審をしたのだが、初めてみたカナダチームは
雪球は早いけど、やはり無謀な攻め上がりで
まだまだというのが印象だった。
ただ感心したのは、彼らはけして遊びにきたのではなく
翌日の観光スケジュールをキャンセルして
決勝戦まで一日中、試合を観戦して帰っていったこと。
(観光スケジュールは、負けた場合の選択肢として
主催者が用意していたもの)
翌年、二年連続で参加したのは唯一、
カナダチームだけだった。
「カナディアン・スノーバトラーズ」
大会前の、TV番組で日本から参加したタレントチームと
カナダで対戦したのが話題になった。
26回大会の前々日の木曜日に、
札幌のチームと練習をしたいと
セッティングを依頼されたのは、1ヶ月を切ったころ。
当時の輪厚コートに平日の午後にも関わらず、
道央の選手たちが名乗りを挙げてくれた。
カナダチームは練習のために洞爺湖からの移動だった。
練習最初のセットは1分で全滅。
練習後、再び洞爺湖に戻り、
その夜は、万世閣コートでASSCとガチ練習、
翌日は、室蘭工大との練習と、
雪合戦に飢えているようにガムシャラに試合を重ね
あっという間に伸びしろを掴んでいった。
その成果は土曜日の試合で発揮され
外国チームとして初めて予選リーグを突破となった。
(つづく)
今回、二年ぶり5回目の昭和新山参加となった
C・S・Bは、今回が最後の大会への参加であると
事前に聞いていました。
それは、大きな負担となる旅費だけではなく
家族が増えたメンバーや、年齢的なことだと。
日本のチームにも共通する課題だと思います。
今後はカナダ連盟の窓口として
カナダ・エドモントンで普及にあたってくれるそうです。
また明日、です。