審判員のこころえ。~6
審判の心得 に戻ります。
(5) 試合開始時に副審は、主審が手を広げたことを確認し、フライングの判定を開始し・・・、
ここからの再開予定でしたが、
主審審判の動きの最初の動きとして 「心得」にはないのですが
少し予定外の初動作のフォローをしてみます。
昭和新山大会を例にしますので悪しからず。
まず、前の試合が終わったら、相互審判の確認と 配置ポジションなど確認します。
試合の展開によっては、この時、すでに次のチームが入場して来ますので
コート主任、副主任さんと協力して、コート入れ替えを促すことなんかも必要です。
チームプラカード、フラッグ、雪球ケースまで
忘れ物をするチーム・・・・よくあります^^;
早く入場の場合は、どんどん、雪球ケースを並べて行きますから先に球数確認、
副審の皆さんとの確認を行うのは後になります。
ここで、副審の皆さんは雪球を数える作業へ、
主審は競技者名簿を受け取って、両監督を呼び込み、コート決めのジャンケンをしてもらいます。
チーム名が読めない場合は監督さんに確認します。
今年、あったのは 「新日鐵住金 鉄☆女」
鉄の女と書いて 「サッチャー」と 読ませてました。コートで思わず関心です。
「監督さ~ん!」
「コート決めのジャンケンをお願いします。」
「では最初はグーで」
ってな感じでコートサイドを決めます。
監督さんがフラッグを着けるより先に行う方が 良いかと思います。
雪球が数え終わったら、重ねて蓋をさせて、なるべくネット側へケースを重ねてもらいます。
この時、必ずチーム選手にその作業をしてもらうことです。
審判がケースを動かして破損したりすることを避けるためです。
フラッグの準備、ゼッケン、ヘルメットを装着中に、
あとゼッケンカラー、ヘルメットカラーは、基本早いもの勝ちで今は決めています。
マイヘルで同じ色でも、カラーゼッケンなので最近は問題ありません。
ルールブックにもそう記載が変わっています。
ゼッケンカラーにこだわりがある場合は、早めにコートへ^^;
チーム目線では速い初動動作でチームのモチベーションを高める時間に使うと良いのでは。
審判も挨拶前に、一度集合をかけ、相互審判さんを含め、ポジションなど
確認する時間的余裕が欲しいものです。例え1分でも。
あと、競技者名簿にも目を通し、リザーブの選手の存在も認識しておきます。
チームもゼッケン、ヘルメット装着できたようでしたら
「準備が出来たら、センターへ集合してください」 と呼び出しをかけます。
これくらいが、挨拶の前までに行う内容でしょうか。
両チーム整列したら、対戦チーム名を確認して。
「それでは、チーム○○ と △○◇チームの試合を開始します」
「最初にヘルメットのアゴ(バンド)と靴の裏のチェックをお願いします」
と言うことで 数日前の 儀式の説明へとつながっていきます。
大体、雪マガ別冊の中で掲載している内容です。
いつもの事ながら、補足がありましたらお願いします^^;
また明日、です。