キャプテンの涙 ~2
初代日本代表メンバーは
優勝チーム代表のTAM選手が監督兼任という立場で
まず、前大会のシードチームを中心に人選をした。
どうしても北海道チームからの選出になるのは
上位を占めるチーム構成から必然となった。
特にFWの選手は、人材が豊富で
上位チームから定数が埋まった。
顔ぶれをみると小柄な選手が多いのに対し
BKは意図的に大柄な強肩の選手を配置。
そんな選出の意図となる。
各選手への打診と内諾を進め
正式な申請を実行委員会より各連盟に送る。
かくして、全員の顔ぶれが発表となる。
優勝チーム、でぃくさんズ神出からは
3人がメンバー入りをする。
雪合戦マガジン11号の巻頭にも紹介するページを
公式の配布資料として制作。
一方、各地の大会に間に合わせるために
チームヘルメットの制作が、
ATASUの肩にすべて託される形になる。
編集部はともかく、材料経費以外、ノーギャラでの協力は
個人の肩に余りにも重い負担であるはずだ。
安易に頼めるような印象を与える事が最大の懸念だった。
現に後日、そんな依頼もあったという。
正月返上で、ユニフォーム、ヘルメットの制作が進む
TAM監督、ATASU,編集部とのラインでの
チェックでデザインを決めて行った。
ってな具合で、もう少し続きます。
また明日、です。