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ユキガッセン見聞縁~365days,yukigassen.

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すべてはユキガッセンのために~その2



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生涯雪合戦という発想は
かれこれ6年前にさかのぼる。

それは、年齢を重ねることにより
選手やチームが雪合戦から離れていったからだ。

目指すものが、競技としての雪合戦だと
体力的にも選手としてのピークを迎えるのは
スポーツであれば共通の宿命だった。

雪合戦はさらに、審判員の負担を
選手とも共有していたので
選手をやめたら 審判へ、という道が
理想だったけど、それもままならなず
雪合戦自体から離れてしまうケースが多かった。

最初の昭和新山での年齢別提案は、
いとも容易くはじかれてしまう。
その理由は、人材不足にもある。
ならばという事で、道央予選大会の中で
4チームが参加してその試みが試された。

こちらは40歳以上として
翌日は本大会予選となるが、ここで今回の
伏線となる雪合戦を愛するメンバーが見えてくる。

4年前、その矛先を、道外のチームへも呼びかけて
昭和新山初日終了後、交流戦という名目で
万世閣コートを借用して
道内選抜 対、道外選抜のシニア戦(45歳以上)を実施

これが2年連続で開催されると
昨年の30回大会で
レジェンド部門として採用されることになる。

レジェンド部門の実施メリットは

・競技者の寿命を延ばし、競技者人口を減らさないこと
・人財としての雪合戦人の交流
・選手=審判を確保できること。
・相互審判で自主的な部門運営、試合進行ができること
 そして、
・全国のトップクラスの雪合戦選手の交流
 ※いわば、長くやっている地域の顔である選手たち。

このメリットは大会を運営する側にとって
どんな意味を持つか、当事者には理解できるはずだ

「生涯雪合戦」
スポーツとしての様々な競技が実践していることであり
誕生30年たった雪合戦が、
ちょっとだけ気がつかなかった
だけのことである。

実現まで、6年かかったが
何事も良いことと確信したことは 
何度でも言い続けるのが、
ひとつの方法だろう。

まず、トップクラスの技術、審判力量
これらを活用しないことには
雪合戦の損失になってしまう。

あとの課題は 裾野への普及。
少子化という日本社会が抱える問題は
そのまま雪合戦にも影響してきている。
レディース部門然り。

トップ選手が目指すものは
頂点としての雪合戦であって欲しい

その先、雪合戦人として目指すものは
ながく雪合戦を出来ること 
であってくれると
きっと、次の世代が続いてくれるはずだ。

雪合戦の未来は、ちょっとだけど
明るくなってくれる気がする。


なぜならレジェンド部門は、
半端なく楽しい雪合戦だから。

・・・って具合で、
以上、レジェンド部門を
振り返ってみました。

次号マガジン本編でも取り上げたく思います。



写真のメダルは、
表彰式のときに、首にかけるべきもの・・・・
だったようです。

今週の小学生大会、または納会で
まだの人にはお渡しします!
優勝カップもあるけど
今回は、参加したみんなのものと思ってください。


また明日、です。










by yukimaga | 2019-02-27 23:58 | 雪マガだより。 | Comments(0)

by yukimaga