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その8~そんな奴はいない!と不正雪球を切り捨てて ユキガッセン



その8~そんな奴はいない!と不正雪球を切り捨てて ユキガッセン_e0324053_23150761.jpg


今日は不正雪球という、くだりについて。

●不正雪球とは、についての記載です。

①競技中に壊れた雪球に、
さらに雪を加えてつくりなおした雪球

②競技中に壊れた雪球を、
他の壊れた雪球と合わせて作り直した雪球

③競技中に新たにつくられた雪球

以上は、日連ルールブックの記載原文です。


雪を加えた雪球、壊れた雪球と雪球、試合中に雪で新たな雪球という事です。
まあ、3項目まとめて1つにしたのが国際連合の表記ですが
不正雪球という表記ではなく、アウトになる場合の一項目として記載されています。

④試合中に、割れた雪球に雪を加えるなどして、
雪球を作りなおしたとき
または、新たに雪球を作ったとき

意味は同じです。

私見ですが、
トップレベルでこんなことをする選手はいないと信じてます。

このルールは、
イベント的な要素が強かった時代のルールの名残りで
残っている気がします。
体験雪合戦で初めての選手が、ときどきやります。

余談ですが
雪マガ13号で紹介した、新潟魚沼の雪合戦は
まさに試合中にその場で雪球を作りながら試合を行います。
審判は選手一人にマンツーマンです。


ひとつだけ、このルールを全国大会規模であっても
勘違いしている審判員が、いまだに多いという事です。
今回中止となった昭和新山では確認で伝達してもらう予定でした。

いちばん多い勘違いは 
●無効球ではない試合球を握りしめる選手の動作に対しての
不正球としてしまう、判定です。

新たに雪球を作る行為と、握り直す行為は意味が異なり
握り直しは 不正雪球ではありません。

自然の中で行う雪合戦は、
気温により大きく影響を受けます。
握り直す動作は、そんなときに選手に見られる動作ですが、

最近は選手へも 勘違いを招く紛らわしい動作はしないことを
審判講習会でも伝えているのですが・・・・
これが共通の認識で、すべての審判に伝わっていないため
勘違い判定がおきる場合があるのです。

例えば、片手に持った雪球を、太腿に強く押し付ければ
誤解をまねくことは無いとも思います。
でも、握りしめ直しは 
不正球ではない、これを覚えておいてください。

こんな不正雪球の間違った判定の1ポイントにより
試合の勝敗が決まってしまうことが、残念でなりません。

とにかく雪合戦人に不正球は似合わない。
そんな事する選手はいない! と言っておきます。

選手も審判も、間違いは起こらないと信じて。





また明日、です。

明日は、アウトな話。





by yukimaga | 2020-05-31 20:40 | これで委員会! | Comments(0)

by yukimaga