今日はスタート時について触れてみます。
前回のおさらいルールで
アウトになる場合の一つに、フライングがあるのが
国際連合(昭和新山)で、2回でイエローカードが日連です。
ルールを熟知しているだけでは、試合を運営できません。
審判としての動作や 状況判断かなと思います。
なので審判動作というのを並行していきます。
【スタート時の流れ】主審・副審
①チームの入場を確認後、雪球のチェックを副審へ指示
※チェック終了後、チーム監督にOKをだし、
雪球6ケースを重ねてフタをするように指示。
この時審判進行の邪魔にならないように場所を指示する。
②両チームが揃えば 両監督を呼び
コート決めと青赤ゼッケンの振り分け。
フラッグの確認
③メンバー表の提出指示
※国際連合では、両チーム整列後
④ゼッケン・ヘルメット着用を確認し
センターへ両チーム集合を促す。
昭和新山ではヘルメットは任意になってます。
④両チーム名の確認 リザーブ選手の有無など
※選手の確認
⑤ヘルメット、あごのベルト、靴の裏チェックを
副審へ指示。副審は主審に、確認を報告
現在、昭和新山は靴の裏チェックだけです。
⑥主審より注意事項の伝達
スタート前のセンター整列で
主審からの諸注意を言う事ができます。
その日の状況や、チーム情報を考慮して
何を言うかは、審判の経験と裁量によります。
例えば、気象状況に応じての不正雪球、
無効雪球、アウト後の注意などです。
このとき、整列の奥まで声が届いているかを選手に確認すること。
大会によっては、
BGMや会場の演出で聞こえにくいい場合があります。
負けないくらい大きな声で。
「聞こえてますかー!」
⑦試合開始準備を指示して、握手を促し挨拶。
※こんな感じで。
『では、雪球ケースを運んで、雪球2球以内をもってバックラインンへ
整列してください。握手してはじめましょう。よろしくお願いします!』
雪球2球以内は、後でも良いのですが、
両チームの整列時の方が確実です。
両チームが自陣に分かれて、雪球ケースを置いたあと
各チームとも作戦などインターバルタイムが発生します。
両チームの状況をみて、整列が遅れるチームがあれば、
整列を促すことも必要です。「はい、行きます!」
両チームがバックラインに整列した時点で
副審全員への確認を行います。
●ルールとして、選手はどちらか片方の足、
または両足でバックラインを踏みます。
エンド副審は、全選手が確実に踏んでいるかを確認をします。
※ここは、日連6人制、世界連合8人制での
審判配置が若干異なります。
●ルールとして
フォワードの選手は、必然、片方の足がバックラインの前にきます。
バックスは踏んでいれば任意です。
最初に持てる雪球は2球以内です。副審の確認事項です。
このあと、いよいよ『試合開始、スタート』となりますが、
ここで、日本連盟と 世界連合の方式が大きく
変わってきます。
かなり長くなりそうなので
明日、あらためて。
また明日、です。