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その25~警告は整然と厳格に ユキガッセン 


その25~警告は整然と厳格に ユキガッセン _e0324053_17322621.jpg

ルール編としては最後に近づいて来ました。

反則と罰則についてです。
記載の仕方はちょっと異なりますが、
日連、昭和新山 をまとめてみます。

異なる警告があるので やっかいなんです。


わかり易いと思うので、雪バカ5コマ漫画でお馴染みの
ISO君のイラストで(雪合戦のススメより)


選手・監督に■レッドカードが出る場合、  
◆同時にチームに■イエローカードも!!


①【危険な行為】 
●暴力や、シェルターを飛び越えたり・・・
その25~警告は整然と厳格に ユキガッセン _e0324053_21521934.jpg

②【競技妨害】
●審判の指示に従わず競技進行を妨げる。
●コート外の選手(控え、アウト選手)が指示をだす。

③【抗議行動】
●審判の判定にたいする抗議行動
その25~警告は整然と厳格に ユキガッセン _e0324053_21523070.jpg
④【冒とく行為】
●相手チームや審判に対して 暴言や人格を無視する行為。


次にチームへ警告でイエローカード
⑤【遅延行為】
●正当な理由なく競技の開始を拒んだり、遅延させる行為

★日本連盟のみ
【フライング2回】
試合中に当該チームが2度のフライングをおこなった場合、
遅延行為とみなし、チームへイエローカード
★国際連合は、フライングした選手がアウト

★国際連合のみ
【アウトになった選手の意図的な補給】
これもチームへイエロー
5月30日のこのブログ講座で詳細を取り上げましたので
再度、一読ください。 


チームに一発レッドカードが出る場合、
⑥【試合放棄】
●正当な理由なく試合を放棄した場合
その25~警告は整然と厳格に ユキガッセン _e0324053_22120749.jpg

⑦【競技者の不正出場】
重複登録など、登録されていない選手の出場

その25~警告は整然と厳格に ユキガッセン _e0324053_22121193.jpg

退場になった選手、失格となったチームは同一大会に復帰することは出来ません。

●ひとつだけ、覚えて置いてください。 
個人に出されるカードは■レッドだけであり
■イエローカードはありません。
■イエローカード2回でレッドとなり、チーム失格です。

反則行為に対しての宣告は審判協議となります。
それが明確であっても主審が単独で、即決できるわけではありません。

簡単にだとこんな感じですが・・・


さて、今の試合で感じる点です。

やはり、アウトになった選手や控え選手からの指示や、
判定への抗議が試合中に、無いとはいえません。
まして試合中の選手が、自ら執拗なアウトコールだったり、
シェルターワンバウンドを主張したりする場面は
上位の戦いになるほど、目立って起きている様に感じます。

例えば、審判がアウトコールを出したのに
選手がワンバウンドを強く主張して、そのまま、審判も何も言えなくなる・・・

なんて場合です。

本来であれば、レッドカードに該当するのですが、
現実的にそうはなっていません。 
正直なところ厳しくあたるべきか、迷うところです。
場合によっては、それでチーム失格もあり得ます。

審判に求められるのは強い意志と厳格な判定の主張なんですが、
それだけ、きわどく難しい判定だという事なのです。
だからそれに応えることができる体制を
審判自身が、磨いていなければ年に一度の大会審判では、
ついていけなくなると思います。
つまり弱気な審判になってしまいます。

選手が相互審判で、競技を支えている雪合戦は
今しばらく、そんな辛抱も必要な時期だとみていますが、
審判の権限へのリスペクトは、お互い同じ立場だということを
もう少しの間、持ちこたえて
人材を育てなければならないと時期なんだと思います。


さて、個人にイエローカードをという意見があります。
一方で、ルールが複雑になる、という考えもあります。

普及の為のルールのシンプル化(易しいルール)なのか
競技性を高める為のルールの精度アップなのか

雪合戦の目指す立ち位置で 変わってきます。
どちらも 存在し、まだまだ、先は長いですが、
審判も出来ての選手、雪合戦人で

考え過ぎると難しく、
とはいえ、そのままにはできないんです。



また明日、です。







by yukimaga | 2020-06-17 21:22 | これで委員会! | Comments(0)

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